gtk20を入れ直すか、ユーザディレクトリを削除、また、scimを停止させます。 FreeBSD・gnome上でFirefoxを使っていて、別画面の表示をしようとしたとき、別画面が出るものの、以後の操作がすべて停止してしまうことがあります。他に、別なサイトを見に行くため、ブラウザの別ウィンドウを表示するときの他、設定などを見直すために、設定画面を出したときや、認証のあるページでパスワードを入力した後、パスワードをブラウザに記憶させるかを選ぶ小さな画面が出てくるときも同様に停止します。 gtk20が壊れている 何らかの原因で画面の描画を担当するgtk20を壊してしまったと考えます。いったん、gtk20を削除した後、インストールし直します。 # pkg_info|grep gtk gtk-1.2.10_17 Gimp Toolkit for X11 GUI (previous stable version) gtk-2.8.12_1 Gimp Toolkit for X11 GUI (current stable version) 上述の例だと、gtk-1.2.10_17とgtk-2.8.12_1が導入されています。「pkg_info|grep gtk」とすれば、環境によって導入されている版は異なりますが、似たような表示になります。Firefoxは、gtk-2.8.12_1という、2の数字から始まるものが使われています。 # pkg_delete -f gtk-2.8.12_1 # pkg_add -r gtk20 pkg_deleteで導入されているgtk2を削除した後、再度、pkg_addでgtk2を導入します。 設定を削除するまた、ホームディレクトリと呼ばれる、各利用者ごとに用意された設定が何らかの原因で壊れてしまった場合も、同様に不具合が起きることもあります。ユーザディレクトリにある設定をいったん削除すると、ブックマーク(お気に入り)が消えるのでご注意ください。 % cd % ls .mozilla % mv .mozzila .mozzila_old 設定は、上述のようなmozillaディレクトリ以下に存在します。いったん、別な名前に変更しておき、Firefoxを再起動します。問題なく動作するようになったら、古い設定からブックマークだけを試行錯誤して元へ戻すのも良いでしょう。bookmarkbackupsを探してみてください。 SCIMを停止させた上で試すgnomeなどのデスクトップ環境でscimやscim-anthyといった漢字入力機能が邪魔をしていることもあります。gnomeの場合、起動時に、.xinitrcへscimに関する設定を書き込むことが多いです。設定を見直して、scimを使わない設定にして試してください。 % cd % ee .xinitrc export XMODIFIERS=@im=SCIM export GTK_IM_MODULE=scim echo '*inputMethod: SCIM' | xrdb -merge # scim -d & exec gnome-session 上述は、.xinitrcファイルの例です。個々の環境によって違う部分もあるでしょうが、scimに関する起動を行っている部分では、おおむね似たような表現となっているでしょう。「scim -d &」という行を見つけてください。上述では先頭に「#」が付いています。「#」を付けることで、scimが無効になります。変更後に、gnomeを再起動します。 firefoxを開き、別ウィンドウが表示されるような操作を行った上で問題のないことが確認できたときは、次の設定を行うことで、日本語入力に関する機能で不足しているものを登録できます。 # locate gtk.immodules /usr/local/etc/gtk-2.0/gtk.immodules # gtk-query-immodules-2.0 > /usr/local/etc/gtk-2.0/gtk.immodules 上述は、gtk.immodulesの場所を探したあと、設定を行う例です。一度だけ設定すれば大丈夫です。 追記 |